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2014年の大河ドラマ主人公黒田官兵衛(/岡田准一) ~武田信玄と織田信長・徳川家康~ [黒田官兵衛]

みなさん、こんにちは。

第二回大河ドラマ「軍師官兵衛」はどうでしたか?

今日は、ドラマからちょっと離れて武田信玄の話をします。


武田家というのは、いわゆる源氏の子孫で、その中でも甲斐源氏と言われます。
ちなみに、足利氏も源氏の一族です。

武田家は、室町時代には、守護という地方のお殿様の家柄でした。
信玄は、その武田家の嫡男つまり跡取りでした。
実は、信玄という名前は、後年出家してからの名前で、その前までは、
武田晴信といいました。

その晴信こと信玄は、いづれ父である武田信虎の後を継げるにもかかわらず、
武田信玄は、なんと21歳の時に、父の信虎を傅役(もりやくと言い養父のこと)の板垣信方と
諮り追放します。

そして、21歳で甲斐の国守護武田家の当主になってしまうのです。

さすが、天下に名を成す大物はやることが違いますね。


その後は、どんどん領土を拡大していきます。

まずは、信濃の国(現在の長野県)、
そして、今川義元死後の当主今川氏真率いる駿河の国(静岡県)、
徳川家康のいた三河の国(愛知県の一部)を支配下にしていきます。

飛ぶ鳥を落とす勢いとは、このことですね。


武田信玄は、天下の織田信長が唯一恐れた人物として有名です。






ある時、武田信玄の軍は、あの徳川家康のいる浜松城に近づいてきたが、
浜松城は無視して通りすぎてしまった。


それだ、プライドの高い家康としては、このまま城に隠れたままでは、
気がすまず、城から出ていって信玄の軍を後から追いかけた。


すると、信玄、軍を後ろに引き返す。
家康の軍は、壊滅状態になり、家康自身も命を失いかけたが、
部下を身代わりにして、なんとか浜松城に戻った。

実は、これは武田信玄の罠だったのです。
家康は信玄の作戦にまんまとはまってしまいました。


命は助かったが、この戦いで、家康は人生最大の辱めを受けた。


しかし、徳川家康も歴史に名を残すだけはあり、そんなことで挫けることなく、
このことがきっかけとなり、今後はこんな大失態は二度と起こさないことを心に刻む。
それにより、後年、徳川家康は、あの有名な「関ヶ原の戦い」に勝ち、
天下を統一し、江戸幕府を開き、幕末の明治維新が起こるまで、
江戸時代は250年続く。



話は戻るが、武田信玄は徳川家康に大勝利し、いよいよ京都に上洛し、
天下に号令するかと誰もが思ったが、
そうなりませんでした。


運がなかったんでしょうか?
その後、死んでしまうんです。


もし、武田信玄がもう少し生きていれば、天下を取っていたかもしてません。
そうすれば、織田信長の天下は来なかったのではないでしょうか。

そういう意味では、信長は運があったかに見えます。

しかし、織田信長でさえも天下統一を完成することは後一歩のところで出来ませんでした。


あまりにも有名でみなさん気づいているかも分かりませんが、
次回は、その話からしていきたいと思います。




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ねじまき鳥

運も実力のうちですね。
by ねじまき鳥 (2014-01-19 23:29) 

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